アルツハイマー型認知症とはアルツハイマー病によって引き起こされ、認知症全体の約50%を占めると言われています。
アルツハイマー病は脳に異常なタンパク質がたまり「老人斑」と言われるシミができたり、神経細胞に異常をきたしたりして脳細胞が破壊され、萎縮していく病気です。
アルツハイマー型認知症は2つのタイプがあり、65歳以上の人に多く見られる場合と、家族性アルツハイマー病(遺伝性アルツハイマー病)と呼ばれるものがあります。
近親者に数多くアルツハイマー病が見られる場合は若いうちに発病する場合もあります。
ここまでは様々な文献や情報で調べることができるのですが、いざアルツハイマー型認知症の原因はとなるといくら調べてもはっきりしません。わかったのは遺伝性の場合とそうではない場合があるというくらいです。
遺伝性の場合は少しでも自覚症状があれば早めに受診するのが最善と思われます。現代の医療は日進月歩ですから家族もできるだけ本人に病院での検査を進めたほうがいいと思われます。初期の対策が最も大事です。
では遺伝性ではない場合はどうなんでしょう?
こちらは予防法や対策がかなり情報として出ています。
アルツハイマー型認知症予防対策
食事対策
脂質や糖質のとりすぎに注意する。ボケない高齢者に共通することですが朝食や昼食に比重を置き、夕食は軽めが多いです。
運動
有酸素運動が体に良いとわかっていてもなかなか始めることは難しいです。私が親に薦めたり自分で実行しているのは「なんちゃってジョギング」です。無理をしないので案外続いています。
※なんちゃってジョギング ほとんど歩くスピードで走るふりをします。ちょっとでも疲れたら休み、歩き、またジョギング(ほとんど歩き)の繰り返しを約30分 散歩感覚の延長です。それでもただの散歩より数倍の有酸素効果があるそうです。(早歩きの人に抜かれるときちょっと恥ずかしい)
生活習慣
酒、タバコは今の時代いいことはほとんどありません。酒は少量なら良いという言葉はよく聞きますが私の感覚では少量というのは個人差が大きすぎるので具体的に平日ワイン1杯程度で土日は禁酒とか決めるほうが良いと思います。
タバコについては論外でしょう。周りの人を巻き込み、良いことは1つもありません。
趣味をもつ
趣味自体のことより同じ趣味の人と会話をしたり感情の共有ができるのが大きな意味があると思われます。生きがいになればなおさらですね。
特に趣味がない場合はバスの小旅行をお勧めします。ひとりでも参加する人も年々増えています。今時の日帰りバスツアーは驚くほど多彩なメニューがあり楽しみが見いだせると思います。初めて見る風景や体験などの変化や刺激は脳に大変良いそうです。