ペットを飼うと認知症予防に効果がある?

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結論から言えばペットを飼うことはアルツハイマー病など認知症の予防効果が大いにあると思います。認知症の特徴として感情が乏しくなることがあげられます。私は専門家のような表現はできませんが体感的に「和む」、「嬉しい」、「楽しい」が素直に表情として出るのが実感できます。そして時にはグチも聞かせます(笑)

実家の両親も70代後半で犬を飼い始めました。犬好きでずっと飼っていたのですがそれまで飼っていた犬が老衰で死んだあと、もう歳だから犬を買うのはよそうと思うと言っていました。それから半年くらいして「やっぱり飼うことにした。」という連絡をもらいました。

もちろん私も大賛成です。子犬が来てから母がよく笑うようになったと父が嬉しそうにしていました。

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その時の元子犬です(笑) 今は20キロ以上で寄りかかられると骨折しそうだと父がぼやいていました。すっかり巨大なおばさん犬になりました。(笑)

ペットを飼うということは必然的に世話を焼くための行動が増えます。高齢者にとっては行動が運動として特に散歩など良いことであるのはもちろん、自分が面倒を見てやらないといけないという責任感や義務感も出てきます。

でも一番大きいのは「頼られている」と実感することではないでしょうか。誰かからあるいはペットからでも「必要とされている」という感覚こそ人間の本質的な生きがいではないでしょうか? すみません偉そうなこと言っちゃって。ペットの事になるとつい力が入ってしまって。

今では老人ホームでも「ペット療法」としてペットがいる施設もあります。もちろん施設によって専用スペースでペットと触れ合える、あるいはペット一緒に寝るといった、ほとんど同居しているような施設もあるようです。ペットによる認知症予防効果と改善効果も期待できるからこそそういった施設が増えているのだと思います。

自分たちの歳(高齢)を考えて一時はペットを買うことを諦めていた両親も今では「ちゃんと犬を見とってやらねば」と元気にしています。本当にペットは良いですね。ご自分やご家族の年齢にかかわらずペットが好きなら難しく考えるより奨めてあげましょう。

時々QAサイトで高齢者の身内が犬や猫のペットを飼いたがっているのだけど年齢的にどうなんでしょう?という質問を見かける時があります。

答えている人は賛否両論といったところでしょうか。ペットの最後の始末が(言い方がいやですね すみません)できなかったら飼うのは無責任だという意見も根強いです。私ならその時飼える状態なら飼うように奨めたいです。無責任なようですが残り少ない時間を充実させてあげたいですね。飼ってしまえば意外となんとかなるもんです(笑) 今までよりはるかに元気になるし。

※アメリカのメリーランド大学の研究では飼い犬の存在が日常生活の血圧低下を助けるという発表をしています。精神的にも身体的にも効果があることが実証されていて、海外では積極的にペットと高齢者が関わる生活環境がすすめられているようです。

※かなり探したのですが英語が拙いため論文自体を見つけることは出来ませんでした。すみません。

ちなみにドイツでは年間7000億円、オーストラリアでは年間3000億円以上の節約効果があるそうです。ドライな例え方ですが認知症も予防できれば国の治療費負担も減るわけでペットを飼ったり触れ合うことが認知症予防やアルツハイマーなど認知症対策に効果がある証拠が金額で現れているとも言えます。

ペットと認知症予防の追記

父が亡くなって1年ちょっと過ぎました。入退院を繰り返していた母は最後に入院してからもうすぐ1年になります。

そして2016年の夏、両親が飼っていたペットは12歳になりました。

ペット(犬)は認知症予防に良い

それは間違いありません。ですがどうしても気になることがあって追記を書いています。

高齢な親が犬や猫を飼い始めてもどうにかなるなんて無責任なことを言いましたが、どうにかはなりません。

残された犬をどうするか?随分悩みました。私自身すでに犬を飼っています。大きさこそ違いますが私の犬もすでに12才。偶然ペット同士が同い年でした。私が引き取って自宅に連れて行き、2匹飼うのは色んな意味で負担が大きいです。

父は死ぬ間際に犬のことは親友に頼んであるから心配ないと言いました。後を引き取ってくれるということです。

その親友の家を訪ねて行きました。そして犬のことを話しました。(事情があって父の死に目には会っていません)。するとかなり慌てた様子でそれは大変なことなので家族会議をしなくてはなんとも言えないということでした。しかも父との約束時は犬を飼っていなかったが今はいるとのことでした。

その後連絡はありません。

それはそうでしょう。たとえ何も飼っていなくても、わざわざ老犬を引き取るなんてなかなかできることではありません。父が安心したまま亡くなったのはせめてもの救いです。

葬儀でお世話になったご住職の話では最近こんな話があったと話されました。

一人暮らしの老婦人が病気になり、飼い犬がやはり老犬で亡き後の犬の行末が心配で心配で死に切れない。お願いだからお寺で犬を飼ってくれないかという話でした。

頼まれた住職も困惑し、しかし身寄りの無い年寄りの最後の頼みを無碍に断れない。幸いお寺には猫が一匹いるだけなので悩んだすえに引き受けることにしたそうです。

お坊さんとはいえ優しい方です。預かったペットはその一年後に老衰で死に、おばあさんは入院しているそうです。

高齢な方がペットを飼い始める時の条件

まず身内の方に相談し、万一の際のペットの行く末をキチンと決める。ペットの犬や猫は高齢になると他人が引き取ってくれることはまず無いと思うこと。相続を条件にしてもいいので対価を決めてペットの余生を頼むこと。条件が揃えば身内の方でなくとも友人、知人でも良いと思います。生き物をかわいがってくれるかどうかは最低限の条件ですが対価なしに情だけで当てにするのは止めましょう。どうしてもペットの行末が決められない時は飼うことを断念しましょう。

くれぐれも親の友達やお寺さんを当てにしてはいけません(笑)

ちなみに私は2匹の面倒を見ることに決めました。

家族が増えた

家族が増えた


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