今日から日常でできる認知症対策があります。
それは家事です。特に料理は優れた認知症予防になるそうです。
愛知県で2000年から2005年にかけて65歳以上の要介護状態にない2725人についてのデータが発表されています。
それによれば「趣味がある」「うつ状態でない」「料理を作っている」「他人の相談に乗っている」などの状態にあった人たちは健康状態がそうでない人たちに比べて5年後の健康状態がはっきり良かった結果が出たそうです。
趣味がある人はない人に比べて2.2倍
料理をしている人は3.3倍
他人の相談に乗っているは2.2倍
※プレスリリースのPDFより
竹田徳則 星城大学リハビリテーション学部 作業療法学専攻 教授
http://cws.umin.jp/press-releases/007.pdf
注目すべきは料理ですね。他に比べてすごい効率です。料理をすることは非常に健康、認知症予防に効果があります。よくテレビなどで料理は何種類かの動作(鍋で煮ながらなにか切るとか)をするので脳にとても良いというようなことが特集などでよく取り上げられます。
女性のほうが男性よりボケにくいのはこんなところにも理由があるのかもしれませんね。
会話や趣味が脳に良いことは何度も言ってきましたが、趣味がない、会話もない、そんなかたに特に朗報です、、って何かの宣伝みたいになっちゃいましたが、これを利用しない手はないですね。趣味がなければ料理を趣味にして、奥さんや子供に振る舞えば自然と会話も生まれるでしょう。良いことだらけです(笑)
もちろん私も始めました。といっても認知症予防に良いとは全然知らなくて仕方なしにやり始めたのですが、しかたなく作っていた料理が自分にとってこんなに良いことだったなんてすごく得した気分です。
料理なんて全くやったことがない人も今はどうってことないですよ。最初は味噌汁とか炒めもので自分の好きなものから始めればいいだけですから。
レシピは材料を元にしてネットで調べればいくらでも出てきます。
例えば「しめじ ねぎ 味噌汁」とか
しめじ 味噌汁のレシピ 373品 [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが157万品
こんなに出てきます。私がとまどったのはレシピに出てくる用語でした。「出汁(だし)」の意味がわからず、「ダシ少々」なんて、何言ってんだろう?と思い、調べてやっと「ほんだし」とかスーパーで売ってる調味料を買ってくればいいだけってわかりました。
余裕があれば料理教室に行ってみたいです。なんか楽しげだと思いません?
趣味を見つけるのに遅いということはありません。