アロマテラピーで認知症予防に効果があるという内容でした。特定のアロマオイルを嗅ぐことにより脳の若返りが期待できるそうです。認知症は脳細胞が正常に働かなくなることですが浦上克哉先生(鳥取大学医学部保健学科生体制御学講座教授)によれば脳の海馬がダメージを受けると「嗅神経」がダメージをうけるのだが、研究の結果特定の香りで臭神経が再生、活性化されることで認知症の予防や改善が期待できるそうです。
CT – Lavendel / CT Arzneimittel GmbH
認知症の高齢者が懐かしい香りをかぐことで記憶が蘇るのはよく知られていますから臭神経を活性化させるのが良いことであるのは確かですね。
認知症予防効果が期待できるアロマの配合比率とは
昼用と夜用がありどちらか一方よりも併用したほうがいいそうです。
昼用:ローズマリー2滴とレモン1滴を午前中に2時間以上嗅ぐ
夜用:ラベンダー2滴とオレンジ1滴を寝る前に2時間以上嗅ぐ
※合成のアロマオイルにはあまり効果が期待できないのでエッセンシャル(天然100%精油)を使用すること
ということだそうです。
Laboratoire d’aromathérapie (3) / Alpes de Haute Provence
テレビの「たけしの家庭の医学」でアロマオイルが認知症に効果アリと放送されたことでアロマが話題になり、アロマショップではエッセンシャルオイルからあらゆるアロマオイルが品薄になっているそうです(笑)
やっぱりテレビの影響力はすごいですね。アロマならなんでもいいってわけじゃないでしょうに。海外では処方箋が出される国もあるくらいですから効果も期待できるけどアロマの種類ややり方も大事ですよね。
参考リンク
Katuya Urakami
浦上克哉先生は認知症予防の本を多く出されています。